静かに、深く考える。
派手な数字で煽らない。検証結果は事実として正確に伝え、解釈の余地は読み手に残す。質を語り、量を誇らない。
Zephris について
「あの指標は、過去に有効だったのか」。Zephris は、その問いを確かめる場所である。
売買シグナルを発するのでも、銘柄を推奨するのでもない。過去のデータで戦略を検証し、その挙動を読む。判断は、あなたが下す。
なぜ作ったか
本やネットでは、移動平均クロス、RSI、ボリンジャーバンドといった指標名が先に語られがちで、それが本当に過去に有効だったのかを確かめる手段は、これまで限られていた。
日本株、 J-Quants API (株式会社 JPX 総研提供) との整合、 ブラウザでの検証、 商用利用時の扱いまでを同時に満たす選択肢は、 多くなかった。 結果として、 本格的な検証は、 Python を書ける人に偏りやすかった。
Zephris は、この壁を取り払う。J-Quants API との連携を前提に、検証対象の偏りや、未来の情報を先に使ってしまう誤りを減らす設計で開発している。
MISSION
売買判断を代行するためではなく、 これまで一部の機関投資家やプロのアルゴトレーダーだけが扱えた 「過去データで戦略を確かめる」 行為を、 より多くの個人投資家が使える形にする。
設計の根本
Zephris は BYOK (Bring Your Own Key: 自分の API キーを自分で管理する方式) を採用している。ユーザー自身が J-Quants API を契約し、Chrome / Edge 拡張機能 (Zephris Connector) に API キーを保存する。データ取得は、あなたのブラウザから J-Quants API へ直接行う構成だ。
Zephris のサーバーには、API キーも検証条件も検証結果も送信しない設計を前提に開発している。データの利用権限は、あなたと J-Quants との契約に基づいて明確になる。Zephris が間に入って権利を混ぜない ── それが設計上の出発点だ。
J-Quants API キーと取得した市場データは、Zephris のサーバー、analytics、広告サービス、LLM プロバイダーには送信されません。API キーは、あなたのブラウザ上の拡張機能から J-Quants API への認証にのみ使用されます。
詳しい仕組みは 使い方: データの通り道、用語の定義は 用語集 に整理しています。
私たちが信じること
派手な数字で煽らない。検証結果は事実として正確に伝え、解釈の余地は読み手に残す。質を語り、量を誇らない。
約定やコストの再現には近似が残り、検証対象の偏りへの対応も途上 ── できることとできないことを、隠さない。限界が見えてこそ、検証は誠実になる。
戦略を確かめる場所を提供する。判断はあなた自身が下す。Zephris は、その境界を超えない。
進めている人
Founder
アクチュアリー → データサイエンティスト
保険業界で、リスクと数理の前提を組み立てるアクチュアリーの仕事に携わってきました。やがてデータから前提そのものを学ぶ技術に惹かれ、機械学習と深層学習を独学。その後、データサイエンス・AI の領域へ軸足を移しました。
個人投資家としても、本やネットで語られる戦略を「過去のデータで本当に有効だったのか」と確かめる手段を探しました。複数の海外ツールを試したものの、「日本株で、ブラウザだけで、コードを書かずに」納得して検証できる手段は見つからず、自分で作ることにしました。
Zephris で大切にしたいのは、過度に煽る語りを作らないことです。バックテストは仮説の出発点であり、未来を保証するものではない。それを正直に伝えながら、検証という行為を、もっと多くの人に開いていきたい。
過去を検証することは、未来を保証することではない。
Zephris は、検証の場所として、ある。
判断は、あなたが下す。